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  ■合格体験記 >>> □平成9年度(第31回)(1997)

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 ◎えいさくさん

  えいさくさん 男性 20歳(合格時) 京都市在住
 受験回数:1回 受験地:神戸
 お仕事:学生(大学院生)

一つの勉強法

私がこの資格に興味を持ったのは、貿易という職業に強い関心があったからだとおもいます。「おもいます」というのは、あまり確信がないからです。
そもそものこの資格に興味を抱いたきっかけは運搬のアルバイトでみたスッチーの綺麗さが引き金になったのからです。こんな人と知り合いたい!_じゃあどうすればいいか_貿易関係の仕事をする。という簡単な図式が頭の中に出来上がったからなのです。
その当時大学受験生だった私は大学に行ったらなにか資格をとれとうるさい父の言葉のせいもあってか受験の意思は大学入学以前にありました。
しかしながら、やはり大学一年ともなれば遊びの時期。すんなり、受験ともいきません。一年次は2ヶ月程の勉強であっさり受験放棄。何とも情けない話です。
しかし、2年次には自己決定にしたがわなければ!とのある種強迫観念から、決意、受験をいたしました。

学習方法は独学です。様々な本を参考にしましたが基本はやはり過去問です。8割以上は過去問の変形とみて間違いはないでしょう。(その時期は1997年です)
なので10年分の過去問題を買って(市販)択一はほぼ完全になったと思います。

基本書も大事ですが、短期合格には基本書の理解の時間はありません。よって問題集を基本に学習されるのがよいとおもいます。

問題は、記述式ですが、究極的にはやはり暗記です。予想問題をそのまま暗記しました。ある程度山をはるのはどの試験でも重要です。

独学者の悩みは“書類”作成なのですが、この分野の知識もなく記入方法、日付けの入れ方、名前を書く場所などさっぱりでしたが、これも、やはり書類作成の問題集をかって、答えをみながら、書き方を覚えました。

要するに、独学でも十分対応できます。しかも私のころと違いかなり本も増えているようにおもいますし、このようなHPもなかったようにおもいます。

しかし、独善には要注意です。私もその傾向があったため、模擬試験、一日だけで終わる改正点講座を利用しました。この講座では、先生もいたため、日ごろから疑問だった点を全てぶつけてすっきりしたような思い出があります。

勉強方法には各人各々の方法がありますが、この試験に関しては過去問の反復と記述問題の暗記(しかし周期性があるようにおもえてならなかった。年別にまとめると意外と次の年の問題がわかる)に尽きるようにおもいます。
書類については、初学者にとってはかなり面倒ですが、やはり問われているポイントがありますのでその辺を間違えないように冷静に進めることです。とくに書類は時間との戦いですから。

とくに注意すべきはあせらないことです。あせって間違えてはなんにもなりません。気をつけてください。
実際の成績は自己採点で
通関業法 95以上/100
関税定率法他75以上/100
申告書他 50点位/100 でした。

通関業法はたぶん満点だったとおもいます。

定率法他に関しては“保税運送について述べよ”は全くわからず適当に覚えていることを書きました。この論点は予想問題にもなくかなりあせりましたが、まあいいや一問くらいと割り切っていました。そのくらいの気持ちが必要です。あきらめたら負けです。

申告書ははっきりいって最悪でした。輸入はまあまあだったのですが、輸出で適用税率を間違え大ミスしました。しかし、その年から始まった(と記憶)地方税の適用、計算方法などあっていたので、助かったのかな〜!?とも思いました。しかし数字は全く違いました。その、輸出品目がモンゴウイカだったことは未だに忘れられません。そのときは 落ちたとおもっていましたので イカが憎くて仕方ありませんでした。

つらつらと振り返りましたが、意外と勉強したものです。学生は時間的余裕もありますし、大して出席もしなくて良い授業ばかりだとおもうので学生の人には有利な資格試験(全てそうだが)なので受験を勧めます。

勉強期間は入門書で最短が4ヶ月との記事をみて、越えよう!と思い、3ヶ月で受けました(ただし、一年目の2ヶ月は除く)。短期合格であることにはちがいないと自負しています。

ただ、短期集中はそれだけ忘れるのも速いです。さきほど本を見ましたがさっぱり覚えていません。このHPにある事項もほとんど???です。よって、この業種にたずさわるには、やはり基本書の理解が重要です。時間をかけることによって得られるものもおおきいことでしょう。実際、保税運送に関しての記述はこの基本書をよんで理解していたことをそのまま書きました。結局暗記よりも理解が最後には残るのです。

蛇足ですが、通関士の試験の記述式はあくまで記述であり、論述ではありません。よって、知っていることをつらつらと書くのでは合格はおぼつかないです。条文をそのまま暗記すべきです。

試験後、私は一番前の席に座っていたのですが、試験官のいちばんえらい人が私に“君は若いのに(当時20歳)しっかりやってたね。きみは合格だよ。大丈夫“といわれたのを覚えています。とてもうれしく、こんな人のしたで働けたらな〜とも思いました。試験中もなにやら壇上から私の答案をみていてなにか計算などをしてうなづいていました。

また、試験の空き時間中に、後ろの学生らしき人が“あ〜今年はだめだ!来年来年!”と言っているのを聞いて嫌悪感を覚えたのも記憶しています。最後まで諦めたらその時点で負けです。特にスクール利用している方は受かってあたりまえの意識を持ってください。多額の費用をかけているのですから。周りの人のペースに巻き込まれないようにしてください。だいたいスクール利用者は“あの人もまだここだしまだいいや”という無意識の甘さが良く見られます。試験で受からねばその人に勝っても意味はないです。合格だけを考えてください。

最後に、できる事はすべてやってください。私は、平成→西暦がすぐ出るように暗記もしました。不安ならすべてやるべきです。

頑張ってください。


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